「取りえは顔だけ」？！阪神・藤井彰、大技小技で貢献

「取りえは顔だけ」？！阪神・藤井彰、大技小技で貢献

　「扇の要」と呼ばれるだけあって、捕手が安定しているチームは強い。７月は連勝スタートとなった阪神。「投手陣も調子いいし、いい流れに乗ってきている」と藤井彰はうなずく。城島に代わってマスクをかぶるようになった６月６日以降、チームは１１勝５敗。勝率５割のラインが少しずつ見えてきた。 　この日は珍しくバットでも貢献した。まずは二回。２死走者なしから、須田の内角に食い込む直球を体を回転させながら振り抜き、左翼ポール際へ移籍第１号。自身２年ぶりの一発に「珍しく打った瞬間、いったと思った」と会心の笑み。真弓監督も「まさか打つとは思ってなかったけど、いいところで出たね」と貴重な追加点を喜んだ。 　横浜に１点差に迫られた直後の四回にはスクイズも決めた。１死一、三塁、１ボールからの２球目をきっちりと転がし、「（サインが）出ちゃったなと思ったけど、いいいい緊張感をもってできた」。チームにとって今季初めてのスクイズ。なかなか小技をきかせる選手がいない中、８番打者らしい仕事も果たした。 　お立ち台では、新井貴から「さすが男前です」とちゃかされ、「顔しか取りえがないですけど、一生懸命頑張ります」とファンの笑いを誘った。そんな冗談が飛び出すようになったのもチームが好調の証し。藤井彰も、今やチームの「顔」とも呼べる存在になってきた。(産経新聞 )

最近の藤井の活躍を見ると
阪神は本当にいい補強をしたと思う。
逆に楽天は藤井を出すべきでなかったと
感じていることだろう。

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