西口6年ぶり完封!9回も最速144キロ…西武 [西武]

西口6年ぶり完封!9回も最速144キロ…西武

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 ◆西武1―0日本ハム(28日・西武ドーム) 大歓声で、球場が揺れているようだった。9回のマウンドに向かう西口の姿に、西武ファンの熱狂は最高潮に達した。「ノーヒットノーランをやってるみたいだった。一球一球、盛り上がってくれてうれしかった」。最終回に入っても、球威は落ちず、この試合最速の144キロを計測。最後の打者を遊ゴロに打ち取り、05年8月27日の楽天戦以来、実に2192日ぶりの完封を達成した。

 最大の武器はスライダーだが、フォークがさえた。06年6月18日の横浜戦以来、こちらは1897日ぶりとなる2ケタ10三振を記録。7個をフォークで奪った。4回には中田、稲葉、小谷野を圧巻の3者連続K。抜群のキレが1978年・石井茂雄(クラウン)の39歳1か月に次ぐ、チーム2位の38歳11か月での完封につながった。

 1996年にリーグ最多の13完投するなど、若い頃は先発完投型だった。年齢とともに中継ぎに試合をつなぐ機会が増え、06年6月4日の巨人戦を最後に、102試合連続完投なしの日本記録が続いていた。いつものように、8回を投げ終えた時点で降板する気だった。「(監督に)満足ですって言ったんですけど、いい投球だから任せたって言われて頑張りました。102試合で終わっちゃったけど、破られることはないかな」と笑った。

 規定投球回に達していないが、先発ローテ6人では最も防御率が良く、勝ち星も最多だ。アッと驚く好投に、渡辺監督は「完投なしの記録を持ってたけど、自分で終止符を打ってきなさいと送り出した。ほかの投手が刺激を受けてくれれば」と賛辞を惜しまなかった。

 200勝まで残り28。「それはまだまだ先のことなので、今は3位を目指してどんな形でも勝たなきゃいけないから、今日は最高の形で勝ててよかった」。試合後には2人のまな娘と笑顔で記念写真に納まった。今や最も頼りになるチーム最年長右腕が、上位進出のキーマンだ。




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タグ:西口 西武 完封
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